■ 汚れているプラスチック製容器包装ゴミの取り扱いについて

汚れたプラスチックのゴミ
調味料や食品が入っていたチューブやトレイなど、汚れたプラスチック製容器包装は、どのように捨てればよいですか。
目で見て汚れが取れていれば良い程度にして、週1回の「プラスチック製容器包装ごみ」として出してください。
汚れはどの程度落とせばよいですか?
目で見て汚れが取れていれば良い程度に、汚れを水で軽く洗い流したり、拭き取っていただければ大丈夫です。
すすいだ後、乾かしていただければベストですが、よく水切りしていただければ大丈夫です。
洗剤を使用してきれいにする必要はありません。
歯磨き粉、練りからし、ケチャップ、マヨネーズなどのチューブ容器など、汚れの落ちにくいものはどうするのですか?
中身が洗えないものは使い切れば大丈夫です。
お菓子などの袋は、洗う必要がありますか?
お菓子などの袋は中身をはらうだけで大丈夫です。
値札などシールやラベルは、はがす必要がありますか?
はがしてから出してください。
はがしきれない場合は、そのまま「プラスチック製容器包装ごみ」として出していただいても大丈夫です。
汚れを落とす必要性について
リサイクルに回して、限りある資源を大切に使うため

収集したプラスチック製容器包装は、中間処理で異物を取り除いた後、リサイクル法人やリサイクル事業者へ引き渡されます。

プラスチック製容器包装のリサイクル
プラスチック製容器包装のリサイクル
一部のプラスチック製容器包装は、きれいに洗って加熱し、押し固められたペレットから、選挙用看板のようにプラスチック製品にリサイクルされます。このように、廃プラスチックをプラスチック製品の原料として利用することを、「マテリアルリサイクル」と言います。

残りのプラスチック製容器包装は、化学的に分解して、例えば、かゆみ止めのような薬品の原材料であるアンモニアにリサイクルされます。このように廃プラスチックを化学的に分解して、化学製品の原料として利用することを「ケミカルリサイクル」と言います。

このように、分別して出していただいたプラスチック製容器包装は、資源物として有効にリサイクルしています。

地球温暖化防止につながるため

プラスチック製容器包装の分別から地球温暖化防止へ
プラスチック製容器包装の分別から地球温暖化防止へ
プラスチック製容器包装など石油由来のごみを燃やすと温室効果ガス(CO2)が多く発生しますが、燃やすごみに混ざり込むプラスチック製容器包装が減れば、温室効果ガスの出る量も減ります。
夏の異常な暑さや集中豪雨、干ばつなど、地球温暖化が原因と言われていますが、プラスチック製容器包装を分別することは、地球の温暖化を防ぐことにもつながってきます。